くれおの発達障害ブログ

ADHDと軽度ASDを併発。精神安定のために自分の考えをまとめたりします。発達障害の自分を見つめ直す雑記。

自分の体に話しかけてみたら不思議な気持ちになった

こんばんは、くれおです。

寒いですね。
治ったと思ったらまた寒さで負けて風邪をぶり返しております。
自分の体を大事にはしているのですが、折り合いが難しいですね。

忙しい世の中ですが、みなさんは自分の体に対して感謝をしたことがありますか?
たとえば、「今日のわたしお疲れ!」のようにいたわったことも少なからずはあるとは思います。自分へのご褒美に何かを買うとか、色々ありますよね。
しかし、今回は少し違ういたわり方に気づいた話をします。

それは、まるで自分の四肢に他人をいたわるように感謝をする、というやり方でした。

今日は正直仕事で疲れて、めんどうくさいからそのまま寝ようとしていました。
しかし明日に響くと思って、結局シャワーを浴びてきました。

それでシャワーを浴びている最中、ふと今朝の録画で見た番組のことを思い出したんです。
お笑い芸人である明石家さんまさんと、その師匠である笑福亭松之助さんの話です。
その番組で、弟子入りしたばかりの明石家さんまさんが、笑福亭松之助さんの部屋掃除を楽しむための工夫している話が少し出てきたんです。
掃除が全く楽しくないさんまさんが、松之助さんに掃除か楽しくなるように工夫しろと言われるシーンなのですが……。
そこでさんまさんは掃除を楽しむために、窓やテレビなどに人格があるように話しかけて褒めたり労ったりするシーンが出てきます。
それを見てなんとなくピンときました。
「これを自分の体にやってみたらどうなるんだろう?」と思ったんですね。

実際試してみると意外と楽な気持ちになりました。
「今日も指さんおつかれさまでした。頭洗うの上手ですね」
だとかふざけて言ってみたら案外面白いのです。
それから続けて「今日も右腕さんありがとう。腕づかいがいいね。仕事疲れたでしょう」とか「もちろん左腕さんもね」とか、お腹、脚、などなど、一つ一つに感謝して労って洗っていたら、なんだか自分の体がすごく大事なものに思えてきたのです。
「自分は指や腕、脚の力を借りて生きていられる。助けられている、守られている」という感覚で全身を洗ったら、いつもより大事に自分の心も体も洗うことができたんです。
普段ならば適当に洗っておしまいだったのですが、体一つ一つの部位に感謝しながらシャワーを浴びてみたら、自分の存在がとても大事なように思えてびっくりしました。
同時に、自分ってこんなに素晴らしいものをないがしろにしていたのかな、とも。

わたしは自己肯定感が低いので、セルフネグレクトをしがちなところがあります。
そのため、こんなに大事に洗ったことなどないので、その不思議で嬉しくて疲れが取れるような感覚は顕著でした。

自分の腕や脚に人格があるように大事にしたら、自分を虐待しやすい自分にも大事にできるような気がして気持ちが楽になります。

では!