くれおの発達障害ブログ

ADHDと軽度ASDを併発。精神安定のために自分の考えをまとめたりします。発達障害の自分を見つめ直す雑記。

『きみと話す』詩ともエッセイとも言えない作品

こんばんは、くれおです!

久々に作品を書いて、どこに出せばいいのか分からないので適当にここに載せておきます。

悩みから逃げて深く考えず向き合わないで割り切ろうとしたのですが、それもまた苦しかったので証明としてここに置いておきます。

自分に優しくする大事さって難しいです。

自分の悩みに寄り添って支えてやりたいです。

 短く稚拙ですが想いを込めて書きました。

ちなみに作者は無類のバンプ好きでバンプと似たようなことばっか考えて生きてきたせいかバンプと感性混ざりすぎてバンプが頭に勝手に浮かびます。笑

でもバンプの素晴らしさには到底敵いません。あの深い内省からくる歌詞は藤原さんの天性のものなのかな、なんておもっています。ほんとに尊敬するんです。

 

 

 

『君と話す』

作者 くれよん

 

きみを恐れて目を背けた

背けた先にはわたしもきみもいない

誰かの光に溢れてたから

何も見ずにすんだよ

生きる意味とか自分がいる意味とか

つっかかった胸の痛みの意味とか

あれだけ必死に探していたのに

考えるのをやめた

 

考えるのが怖くなっただけ

暗闇から逃げただけ

光に追い縋っただけ

 

何がしたいかなんてわからない

探しても見つからなくて

見つかったとしても

どうすることもできないまま

進んだふりをして

こころがおいてけぼりをくらった

きみの不安を無視したまま

明るい光のなかにいた

 

世界平和とか謳って人を助けた

悲しみに暮れる人々を愛して

わたしの悲しみを見なかったから

自分を見ずにすんだよ

心の痛みとか見えないものとか

信じることの大切さとか

あれだけ必死に愛してたのに

くだらないと蹴飛ばした

 

傷つくのが怖くなっただけ

きみから逃げただけ

偽りでもしがみつきたかっただけ

 

本当の自分なんてわからない

影がわたしを追いかけてきて

気付いても光を見つめたまま

光だけがわたしを救ってくれるといいきかせた

誰かの光にまぎれていたら

耐えきれないで目が眩んでしまった

 

何も見えなくなってしまったね

生きてるってことが分かってしまうほど

自分だけの鼓動の音が聞こえて

嫌になった

 

誰もいない

光も見えない

わたししかいなかった

久々に戻ってきてしまったね

目が眩んで何も見えなくなってしまった

光の届かないところにもどってきてしまった

 

暗闇ってこんなに心地よかった

光に追い縋るうちに忘れてしまっていた

いつの間にかきみの声がよく聞こえてきたよ

ずっと無視していた声が

こんなにもよく聞こえて

こんなにも痛みが見えてしまう

 

 

 

悩んでも意味の無いこと

ずっと考えて安心したいだけ

 

必死に生きる意味を探していた

必死にここにいる理由を問い掛けていた

痛みも悩みも必死に抱きかかえていた

 

表情やしぐさの意味を

何気ない言葉の意味を

ちょっとした感情の変化さえ

 

くだらないと蹴飛ばされ

無視されたとしても

きみにとっては大ごとで

どうしても手放せなかった

どうしようもなく小さくて大きな悩みを

真っ暗な部屋の隅っこで抱えてる

臆病な生き物

 

一番臆病だったのは誰だった

ここから逃げていた自分だったよ

ねえいつもの話を聞かせてよ

生きてる意味とか

居場所の置きどころとか

見えないけど大切なものの話とか

星が綺麗な話を

どうか聞かせてよ

誰かの光のなかじゃ分からなくなってしまったものを

 

輝きのなかにたくさんの人を見た

なぜだか望むものが手に入らなかったよ

目で見れるものは分かりやすかった

不安は消せなかった

 

人を見てるようで

人のなかの自分を見てる

怖くて光に逃げていた

目を眩ませたかったから

 

人を助けたつもりで

自分が救われたかっただけ

一番欲しかったものは

暗闇のなかでしか見えなかった

暗闇にまぎれて見えないきみに手を伸ばしたら

確かな鼓動がそこにあったよ

 

無理に連れ出さないから

ただここで話したり手を繋いでいようよ

この小さくて暗い部屋で

星を眺めていよう

くだらない悩みをゆっくり話していよう

ここでしか見えない小さな星を

忘れてしまったぶん

ふたりでゆっくり眺めていよう

 

 光を恐れて目を背けた

背けた先にきみとわたしがいた

姿は見えなかったけど

ふたりがちゃんといたよ

生きる意味とか自分がいる意味とか

つっかかった胸の痛みの意味とか

あれだけ必死に目を背けてたのに

考え始めてしまった

 

きみと話したかっただけ

思い出したかっただけ

分からなくても安心したかっただけ

分からなくてどうすることもできなくても

立ち止まって寄り添っていたらこころが歩き始めたよ

わたし(きみ)と笑ってたら

小さな光が生まれたよ

 

きみとふたりで歩いて行くよ

自分だけの光が見つかったから

 

くだらないと笑った

きみの悩みを本にしよう

わたしの光にきみの暗闇を飾ってよ

そしてふたりで読み合おう

光を包むやわらかな暗闇を

ふたりでずっと抱きしめていこう

 

ずっと抱きしめていこう

 

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