くれおの発達障害ブログ

ADHDと軽度ASDを併発。精神安定のために自分の考えをまとめたりします。発達障害の自分を見つめ直す雑記。

自分を信じていないということは相手を信じていないのと一緒

こんにちは、くれおです。

過去って消せないんだな、自分のやってしまったことって変えられないんだな、と常々感じています。
思い出して悔しくて悲しくて、相手を困らせた自分が申し訳なくて。どうしてこんなに情緒不安定なのだと、どうしてこんなに傲慢な人間なのだと、どうしてこんなに卑屈なのだと。
知ってます、発達障害の特性です。
大したことないこともすぐ泣くし、落ち込むし、怒るし、嘲笑うし、醜い自己がわんさかと。ポジティブな方が記憶に残りづらく、ネガティブな記憶や感情ばかりが強く残ってしまう。
せっかく周りの人がわたしを信頼してくれたのに、わたしから怖がって逃げるのですよ、私を愛さないでくれと。自分勝手です。憎い。

醜い自己に向き合わないのは嫌なのでその醜さに無理やり向き合って治そうとしたり全て受け入れてそれもまたわたしなのだと対策します。
わたしは醜くないと思っているから、できる人間だと思っているから恥を感じるわけですよ。
そんなに立派な人間なのか?
そんなお前は努力してきたのか? できない自分が見たくなくて、できる可能性から逃げているだけだろう、お前は勉強も就職も何もかも逃げて、めんどくさがって何もせず、その結果何もない自分が残っただけだろう。それが自分が望んだことだろう、何もできない自分を糧に、周りに助けてもらおうとしているのだろう。

めんどくさいだけなんですよ。なにかもが。
理由をつけて行動しない、引きこもっていたいから。

自己防衛のために診断を手に入れようとしただけでは?

社会が恐ろしいのは、人が恐ろしいのは、彼らが恐ろしいからじゃありません。
わたしができない自分を恐れているから、周りが恐ろしいのです。
人と向き合うということは自分の醜さと恥を感じるということです。
人から逃げるのは、醜い自分を見たくないから。失敗する自分に向き合いたくないから。失敗は恥ずかしいことだから。ダサいことだから。笑われるから。
なぜわたしは、勉強しないとできないんだ? なぜこんなにプライドが高いんだ? 役に立たないプライドなんて潰して消してしまえ。
わたしを笑わないで、バカにしないで、見下さないで、精神病と言わないで。
そのくせ、他人の悪口は言う。バカにされたくなくて、見下されたくなくて
結局同じ穴のムジナになっている。

プライドの高いダメ人間です。
結局受け入れることができずに崩れ落ちるのです。あー……メンタル弱い。😭

でもこんなに罪悪感を感じていても周りの人たちは何もメリットもなくて、罪悪感を感じる前に行動しろという頭からの声も聞こえてくるのです。
知っています、行動したくないから不安を作り出して行動しない理由を作ろうとしていることなんて。
こんなに分かっているのに行動しない自分に自己嫌悪して、責めて、行動しないように頑張っているのですよ。
自業自得です。
原因論ではない、目的論です。

行動したくない、ただ一点のみです。


相手にだって都合はあるのに自分の感情ばかりぶつけてどうしたいのだろうと。
罪悪感を受け止める強い器さえあれば、すぐ相手にお詫びができて相手に迷惑をかけないのでしょうか。
わたしとしては約束を守ったつもりだったけど、あれじゃダメだったのだろうか、とか、勘違いさせてしまったろうか、とか、毎日思い出しては自分を責め続けて断罪がやめられません。

自分を責めることが周りの人とわたしへのお詫びのようになっていて、それがわたしの正しさです。
自分を断罪することで、わたしを許してくださいと願っているのです。
断罪する自分を周りに差し出しているのです。
でも、そんなもの差し出されたって迷惑でしょう。
罪悪感なんかよりも、行動で示せと。やることをやれと。
謝罪をしろと、相手にとって利益のあることをしろと。

罪悪感がわたしの足を掴んで引っ張ってきて、「お前は許されない存在だ。お前は恥ずかしいことをしたのだ。いてはいけないのだ。障害者のお前は社会不適合者で、障害者だからといって許されようとしているのだろう。そんなことは許されないぞ。お前は一生責められ続ける人間以下の存在だ」と呪詛を唱えてくるのです。行動したくないから、そう思っている。息が苦しい。
こんなに加害者意識、被害者意識が強ければ、相手に疑心暗鬼になるのも当然です。
相手がわたしを嘲笑っているように見えるのは、わたしがわたしを心の底で嘲笑っているから。
どれだけわたしを信頼してくれても、わたしがわたしを信頼していないから、世界が汚く見える。
どれだけ優しく微笑まれても、わたしをバカにしているように見えるのです。

でも、自分の皮肉よりも、他人の悪意や信頼を失った姿の方が、よっぽど残酷で、胸にぐっさり刺さる。
基本的に自責の念が強くて人のせいにするのが苦手なタイプなので、もう少し柔軟な考えを手に入れて気持ちを楽にしたいです。

最近ベストセラーの嫌われる勇気を買ったので、認知の歪みを治していきたいです。
でも、何が歪みなんて、人それぞれじゃない、なんて思ってしまう。
それすらも、行動したくない故の勝手な反論です。それを調査して資料にしたのがたくさん存在している。

浅はかですね、本当に。こんなことにも気づかない。

何十年も詳しく調べられた本よりも、自分の知識の方が正しくて素晴らしいと思っているから、そう思えるんですよ。

どこまでも傲慢な人間です。
内省するのは、治したいからじゃない。
自分が大好きだからやっているだけ。

ちゃんと読んで、治さないと、いつまでたっても不幸のままです。不幸が好きだから今ここにいる。


では!