くれおの発達障害ブログ

ADHDと軽度ASDを併発。精神安定のために自分の考えをまとめたりします。発達障害の自分を見つめ直す雑記。

人によく思われたいだけ。綺麗事が大嫌いで大好き。

こんばんは、くれおです!
今回はめちゃくちゃ内容が支離滅裂で、かなり雑です。
ヒーローの話とか、少数派の人たちの話とか、発達障害の話とか、自分を見つめ直していきたいですね。



わたしは偽善者で、綺麗事が好きです。
力がないのに願うバカです。
そういって、「そんなことないよ」と言われたいようなバカみたいな人間です。
どうしようもなく承認欲求の強い人間です。私が綺麗事が好きなのは、私が傷つきたくないからです。傷ついた人を見たくないのは、そこに傷ついた私が見えるからです。結局誰かの中にいる私を救いたいだけの怖がりの自己中人間です。
自分ではあんまり分からず変なことを言ってしまってるようで相手を傷つけてしまいますし、なんだかモヤモヤして辛かったり。でも辛いのは言われた方で……みたいな風になって自己嫌悪の繰り返しです。
嫌われるのも嫌いです。怖いです。
人をジャッジできるほど強い人間じゃありません。
生まれつきなんですよね。笑
そういう人間として生まれてきてしまったのですから仕方ないです。
色々やらかすくせに、最低って言われたら傷つくような自分勝手です。治せたらいいけど、なかなか治りません。

そんなどうしようもない私ですが、認め合えなくてもいいことを認められる社会に、そういった社会を認められない人や受け入れられない人をまるで悪人のように断罪しない社会になったらいいのに、と思っています。
当事者として発達障害の人たちも、そうでない方達もそうなればいいな、と思っています。
それだけでなく、LGBT少数民族の人たち、社会的でなくても困っている人たち、そんな人たちが気楽になれる社会があれば、みんなが楽になれるんじゃないかなって思っています。

実は私自身、LGBTな部分があります。
でもだからといって、気持ち悪いと思わないで、とも思いませんし、無理に押し付けたいとも思っていません。
だって、気持ち悪いとか、いやだとか思うものは思ってしまうじゃないですか。
どれだけ頭でダメ、と言い聞かせても、生理的に嫌なものは嫌なんですよね。
倫理的なものと生理的なものが噛み合わないのは悪いことじゃないです。
そういう人たちは何も悪い人じゃないです。とても真面目な方たちだなって思っています。だから無理に受け入れなくたっていいんです。
私自身、受け入れられないものってたくさんありますし、LGBTのことは詳しくありません。ただ、そういう要素を持ってるってだけで、それをコンプレックスに思ったことは全然ないですね。
特に気にしてるわけでもないので、周りに公表したこともほとんどありません。
当事者だからといって、それに関して興味があるわけでもないんですよね。

でもそれは悪いことじゃないですし、嫌だなと思ったら離れればいいと思いますし、無理に興味を持たせようとしたりしなくていいと思ってます。
でも男性が女性の格好をしている姿を見るのは好きです。
自分のしたいことをして輝いている姿に魅了されるのです。

少数民族の方とも関わっていましたが、みんななんら変わりのない人たちですし、私の方がある意味で少数民族でしたね笑 当たり前ですけど、みんなただの人間なんです。

いろんな性格の人がいて、違う考えの人がいるはずなのに、それが民族や障害として包括され、レッテルとして画一化されてしまうんですよね。
彼らの中にいて、少数か少数じゃないかなんて、異常か正常かなんて、結局どの視点で見るかだなあとしみじみ感じていました。

私が関わった民族の人たちの文化は、本当に素敵で大好きでした。
もっともっと考えを取り入れたらすごく最高なのに!ってよく思っていました。
自分の力で文化や権利、言葉を取り戻していくって、とても素晴らしいって思っています。
本当に憧れの文化で、私もあんな考えで生きていけたら、私の望んでいた美しい考えがこの世界には存在する!と愛おしくて仕方なくて、ここに私がいる、とのめり込んでいきました。
本当に好きだったんですよね。
でも、自分の道を考えるとどうしてももう離れなければならなくて、さよならしました。
色々後悔はたくさんあるけれど、影ながら応援しています。



話がずれてしまいましたが、私は一番最初に言った理想の社会は簡単に貫き通せるわけがないって言うのはなんとなく感じています。自分でも、何バカなこと言ってるのかなって思ってしまいます。私の場合は、設計図の甘い口先だけの考え方だからです。
私はあんまりにも、口が大きすぎたと反省しています。
ほんと、どうしようもなく私は大した人間じゃないのです。
大きな願いや綺麗事を言うと、経験がないうちは「何言ってんだこいつ感」が出てしまうんだって、思いました。
でもやっぱり思っちゃうじゃないですか、どんなに無計画でも、そうなればいいのになって。

でも、どう頑張っても人は人を見下しますし、同じ種類で一緒になりたがりますから、被害を喰らえばどうしてもいがみ合ってしまうんですよね。そんな簡単に認められないんですよ。当たり前です。
私の場合は、身内などになるとめちゃくちゃ切れますし許してくれるまで暴れ倒しそうになることがあります。泣

綺麗事に耐えられるほど私は強くありません。賢くないし、体も弱いし、情けなくて、だらしなくて、綺麗事ではない世界で必死に生きている強い親に大切に守られて生きているような人間です。
そんな立派なことを言えるほど、私は強い立場にいないですし、親の前ではこんなこと書けないでしょう。
私は親に守られすぎているのです。


それでも私は綺麗事を望んでしまいます。みんなが綺麗事を嫌うのは、綺麗事に深く傷つけられてきたからでしょう。
私も綺麗事が嫌いになります。でも、大好きです。大好きで大嫌いなのです。

私の偽善者思考が憎いです。
自分勝手な性格で、ワガママで、優しいと思われたい偽善者です。
だから人助けする際に自分の偽善者思考が頭を渦巻いて嫌になり、人助けに利益を感じたくなくて逃げたくなります。
自分の満足感のために人助けをするのが憎たらしくてたまらないのです。
どれだけ世界平和を願っても、そこにはわたしの救世主願望が渦巻いているのです。

一番助かりたいのは結局私でした。
自分がどうしようもなく無力に感じるから、人を助けることで少しでも良い人間と思いたかったのでしょう。
救世主願望にならないよう、距離を置く。見返りを求めないようにそういう人たちから逃げるのです。
それすらエゴだとも知っています。


人を助けるにはとてつもない力がいります。
力なき偽善者は善人顔をして中途半端に手を出して、「せっかく助けたのに」と呆れた顔をして放り出していなくなっていくのです。必要のないことをして、まるでいいことをした、みたいな顔をして去っていきます。
それでは、本当にその人のためになりません。その人たちが望むことをやるのが一番なのに、自分の願いを押し付けるのは何か違うような気がしてしまうのです。私は間違えてしまいました。


でも、偽善者だと思われてもいいから、ダメ人間と思われていいから、少しでも大切な人のために役に立ちたかったし、恩返ししたかった。でも、ダメでした。
最後まで関われませんでした。
でもそれでいいのかもしれません。
自分のためにでなく、誰かのためならば、どれだけ自分が悩んでいようが、その人のためになるのならば、悩みなんてどうでもいいのかもしれませんね。

何においても、全ては行動でしか示せない。
言葉ってとても儚いですよね。
私は言葉に頼ってばかりで、行動が追いつきません。ブログで語ることの言葉すらとても儚いのです。
儚いからこそこうやって文字で刻んでおきたいのです。
私は喋ることよりも、書くことを選びました。

綺麗事を叶えるためには、ひどく傷つき、悩み、苦しみ、行動しなければ手に入りません。
綺麗事を憎みながら、心の底から綺麗事に手を伸ばしているのです。綺麗事を愛しているのです。
深く愛しているからこそ、目の前の現実が憎たらしいのでしょうね。

社会はまだまだ厳しいんだと思います。でも、頑張ってる人たちがいます。みんな一人じゃないんです。
私は本当に弱いです。でも、弱い人間でも、一人一人がよりよい社会になることを願えば強くなっていくって、そう思いたいのです。

結局私がやりたくてやってるだけです。押し付けるのはやっぱり違う。どんな人間であっても、どんな民族でも、どんな性別でも、障害でも、本心だけが全てな気がして。でも、分かりません。

私にとって発達障害を理解するのは、私が私を知るためです。
発達障害である以前に私、という考え方も大切なのはわかっているのですが、私を知るために発達障害を知ることこそ私に近づく術なのです。
大きなことより、身近で小さいことをしていくことが自分を救うのかもしれません。
小さなことでも、救世主になれる。
周りにはたくさんヒーローっているんです。
たとえば、私のお父さんとかお母さんは私のヒーローですね。笑

あと、私の中の最高のヒーローは仮面ライダークウガの五代雄介です。

でも!だからこそ現実にしたいじゃない!本当は綺麗事が、いいんだもん!!これ(拳)でしかやり取りできないなんて、悲しすぎるから!
第43話 抑制

五代さんのこのセリフにどれだけ胸が痛くなったでしょう。どれだけ救われたでしょう。
暴力を振るう敵に大嫌いな暴力でしか対抗できなかったヒーロー。泣きながら、怒りに震えながら、葛藤しながら大嫌いな暴力で人を救い続けました。
批判されながらみんなのために戦い続けたあまりにも優しすぎるヒーローです。

綺麗事だからこそ現実にしたい。
こんなヒーローを愛しています。
私は五代さんにはなれないから、小さなことから、人を救いたい。